【14.夜踊陰】BOO YAA TRIBE – Bang On

超重量級の筋肉系・サモアン・ギャングスタ・シットですね。ポイントは多国籍感のある鳴り物で、言葉の通じない異国、異世界の恐怖感をうまく表現しています。

かの有名なギャングスタユニット WESTSIDE CONNECTION の一員である客演の MACK 10 が小さく見えてしまうほど大きなサモアの6人。かつての強敵をいとも簡単に薙ぎ倒すことでその存在感を発揮する新たな強敵のような、少年漫画の定石を忠実に再現したような演出が光ります。150キロ近い筋肉質な巨体、全身タトゥー、三つ編み・・・小錦の親戚という唯一の親近感はありますが、見た目という点では最恐のアーティストではないでしょうか。

キャラ立ちしたラップに、少年漫画風の演出、さらには鬼才 BATTLECAT によるプロデュースと３拍子揃った逸品です。