【17.夜寛陽】鈴木雅之 – 再会

高層ホテルのラウンジで夜景を眺めながらまったり寛ぎたくなりますね。

CHANELS 〜 RATS & STAR 時代から日本のブラックミュージックシーンの最前線を走り続けている大御所の、ベストアルバム未収録の隠れ（？）名曲です。

1曲の中に過去の「別れの哀しみ」と現在の「再会の喜び」が見事に共生し、まさに「嬉し泣き」という感じに仕上がっています。分類に迷いましたが、聴き終えた後の多幸感という観点から「陽」に分類させて頂きました。以前ご紹介した「ANITA BAKER – Caught Up In The Rapture」にも通じるものを感じるのですが、単なるポップスに収まらない稀有な表現力だと思います。

2004年というスキマ年代ですが、シティポップ的な文脈でも十分お楽しみ頂けると思います。未聴の方は是非お試しください。